オルガネラとは | 株式会社KARIYA

目には見えない「細胞の工場」

私たちの身体は、およそ37兆個の細胞で構成されています。そして、その一つひとつの細胞の内部には、生命活動に不可欠な微小な構造体――それが「オルガネラ(細胞内小器官)」です。

オルガネラは、細胞の中で特定の役割を担う“装置”のような存在です。まるで工場の中にあるさまざまな機械のように、栄養素の代謝、エネルギーの生産、老廃物の処理、情報伝達などを担当しています。


主なオルガネラの役割

細胞には複数の種類のオルガネラがあり、それぞれが連携しながら生命活動を支えています。代表的なオルガネラには次のようなものがあります:

ミトコンドリア

  • 役割:エネルギー産生の中心
    細胞の“発電所”とも呼ばれ、食事から得た栄養を使ってATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーをつくり出します。

小胞体(粗面小胞体・滑面小胞体)

  • 役割:タンパク質や脂質の合成・輸送
    粗面小胞体はリボソームをもち、タンパク質の合成を行います。
    滑面小胞体は脂質の合成や解毒などを担います。

ゴルジ体

  • 役割:物質の仕上げと配送
    小胞体で作られたタンパク質などを“加工”し、細胞内外に送り出します。

リソソーム

  • 役割:細胞内の“掃除屋”
    不要な物質や老廃物を分解・処理します。

ペルオキシソーム

  • 役割:脂肪酸の分解、毒性物質の処理
    酸化的な反応を通じて有害な分子を無毒化します。

オルガネラの活性化が健康の鍵

加齢やストレス、生活習慣の乱れにより、オルガネラの機能は低下します。これが、疲労感、代謝の低下、病気のリスク上昇など、さまざまな不調の原因になると考えられています。

KARIYAでは、こうした細胞内の変化に着目し、オルガネラの機能を活性化することで細胞そのもののパフォーマンスを高める研究に取り組んでいます。


カーラとオルガネラ

当社が開発を進める機能性成分「カーラ」は、オルガネラの活性化を通じて、細胞のエネルギー代謝をサポートし、より健やかな体づくりを目指すものです。特にミトコンドリアに対する作用が期待されており、今後の応用分野拡大にも注目が集まっています。


見えない細胞の中で、絶え間なく働き続けるオルガネラ。KARIYAは、このミクロの世界に光をあて、健康と未来を支える研究を続けていきます。













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